泣けた(話長い)
スタート位置からの富士。やはり高いというより遠い。
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駐車場からの送迎バス。異様な雰囲気。
黒くて硬そうな人ばっか。護送車?

その63rd富士登山競走の結果は...
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無事完走
山頂完走者だけが貰える(けどヨソでは使えない)Tシャツ。
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一昨年、ゴール目前にして山頂関門アウト。現地で改めて確認したら5m位しかなかった。
昨年は雨天により5合目で中止。3ヶ月間の地獄トレーニングがパー。
2年越し3度目でようやくトラウマから開放された。
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大暑の金曜。梅雨明けから続いている酷暑が心配されたが
富士吉田は標高が高く早朝スタートということでそれほど暑くはなかった。
それでも近年になく暑かった一昨年よりも2度高かったそうで。

スタート位置はBブロック。例年は前年完走者がAブロ、それ以外はBブロ。
スタートに近いほうが完走には有利な上、結構ステータスだったりする。
昨年がアレだったので今年は去年の五合目タイムが1時間50分未満の人がAブロっぽい。
一応、Bブロの前の方、歩道に近い良い位置を確保できた。

装備はウエストポーチに果糖ジェル、電解質タブ、アミノタブ、軍手を収納。液体は無し。
汗止めにバンダナ。いつもの濡らしタオルは忘れた。

スタート。ラップ開始。30秒でスタートラインを通過。速攻、空いている歩道を走る。
スタートで出遅れると山道の始まる馬返し通過タイム以降に影響するのでナリフリ構わず。
しかし飛ばし過ぎた。500m程で本線に入ってペースダウン。
ここでAに抜かれる。自分の後ろをついてきたそうで。

市内の登りはバテバテ。過去2回に比べて全然調子が悪い。
去年は鹿沼、乗鞍、嬬恋でロードレース慣れしていたが今年はゼロ。
練習は嘘をつかないと言うけど、まさにそんな感じ。

浅間神社前で女子キナバル招待選手を抜く。調子悪いのかな?
(結局自分より30分早くゴールしてた)

北麓公園へ向かう登りロードもいっぱいいっぱい。
調子の良かった堂平山の自分はどこへ??梅雨明け前は涼しかったもんなぁ。
周囲のペースが全然落ちないので無理してついていく。

中ノ茶屋からはオーバーペースがたたってヘロヘロ。こんな状態で山頂まで行くのかと思うと心が折れる。
しかし相変わらず周囲のペースは落ちない。調子が悪いのは自分だけ?
で、歩く。再び走り、歩きを何度か繰り返して馬返しに到着。
タイムは完走タイム内ということで落ち着いて給水、レモン、バナナ2切れを補給。

山道。やはりバテバテ。去年に比べると全然アウチ。モモ上げ筋が早くも痛み始める。
しかし周囲のペースは一転してトロトロになったので省エネを心がけて流れについていく。
山道中央にある泥止めのお堀が埋まっていたりして今年は走りやすい。

2合目給水所でも水にバナナ2切れ。今回は液体を持たないので貰えるものは確実に貰う作戦。
持参の果糖ジェルも1時間半以降から30分置きにチビチビと。
パワーパージェルはマズいので4種ミックスにしてみた。やはり甘過ぎ。
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五合目手前で舗装路を通過するのだが、ナント走る気力が無かった。
去年はカメラマンにピースする余裕があった覚えが...。

5合目関門は去年とほぼ同じ2時間4分。一昨年は2時間12分弱。完走タイム内なので気持ち余裕。
しかし体力は今までで一番消耗しているような。
行けそうな気がする自分と体力が心配な自分がいる。
ここでもアクエリにバナナ2切れを貰う。
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5合目からは森林限界を抜けグズグズの火山灰をマンジリ登り続ける。
10の力で蹴っても半分くらいしか進んでくれないもどかしさ。
ただ、一昨年に比べて地面が締まっている割合が多い気がする。
相変わらず周囲のペースはトロトロなので黙々と流れについていく。

7合目、最初の岩場。記録保持者の方は下から7合目まで走るそうで。確かに岩場は走られない。
一昨年ここで足を攣って靴を脱いだっけ。あのせいで完走できなかったんだと念を入れる。
その第一歩目でバチっとコムラ返し。アイタタタッ!同じ場所でやってしまった。
爪先を岩に押し付けて痛みが退くのを待つ。幸いにもすぐに歩行を再開できた。

山小屋が次々に現れる。攣りに効くらしいポカリを購入。殆どロスせずに買えた。
山小屋前は平坦なテラスになっているのに何故か負荷が減ると眩暈がする。
テラスを通過する度に段々酷くなってきたので何かを麻痺させたほうがいいのかなと思って
ストッパ下痢止めを1錠噛み砕いてみた。

更に腹が空いてグウグウ鳴ってきた。果糖ジェルは空腹を満たせないが
脳の疲労を防ぐ効果があるそうなんで30分置きにチビチビ。まだ甘過ぎ。
電解質タブとアミノタブもカリカリ。山頂手前でハンガーノックだけは避けたかった。

8合目の関門は山小屋が多過ぎて何処だったのかよく分からなかった。
途中、時計をみると10時47分くらい。
確か8合目からは35分掛からないハズなんで関門には間に合うような。
しかし酸素不足で逆算に妙に時間が掛かる。
心のなかで度々撮影欲求がもたげてきたが謙虚に抑える。

足が攣って動けなくなっている人がチラホラ。効くからとポカリを分けてあげた。
周囲は相変わらずトロトロのスローモーション。おまけに皆、肌の色が黄色になっている。
自分は積極的に肺を広げて大きな呼吸を意識し続けた。
岩場続きの9合目以降になってようやく追い抜き始めることができた。

9合5勺の鳥居を通過。山頂が見えてきたところで完走を確信。撮りたいなぁ。
九十九折の最後で渋滞。ゴール手前に先着したAが居た。

最後のターンでガッツ。ダッシュしてゴール。
やった。ふいに涙が出てきた。よく、富士山に登ると泣けるというが、
ここ数年何度も登っているけどそんなことは一切無かった。しかし今回は泣けた。
4時間20分弱。ひたすら毛が抜けるくらい苦しかった。毛根大丈夫か?
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そして11時30分の関門。
先着者のギャラリーがあと何秒!走れ!走れ!と絶叫。
ギリギリ関門アウトになった人は呆然としていた。
一昨年の自分がそこに居た感じ。残酷過ぎる。

今回から5合目部門を2時間30分以内に走れた人だけ
山頂部門に参加できるようになったため
完走率は一昨年の44%から54%に上昇したそうで。
完走キャパは相変わらず1200人未満であった。
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山頂はピーカン。一昨年は少し肌寒かったが今回は全然平気。さすが大暑。
記念撮影して下山した。
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モザイクのせいで意味不明な画像。
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下山の九十九折。先行者の粒子が延々目視できて萎える。
登頂の褒美がコレ。おバカなレース。
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反省点は年初にクルブシを痛めて長いこと走られなかったせいで市民マラソンにエントリしなかったこと。
唯一エントリした北軽井沢は口蹄疫で中止。
おかげで前半のロード区間で随分体力を消耗してしまい全般的に影響した。
10km40分で走られるようにしておけば随分ラクになると思った。
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今回は職場から8名エントリ。2名が山頂完走。
五合目関門で2分アウトや5分アウトのメンツも。気持ちはよく分かる。
唯でさえキツいコースの上にキツい関門ということで
皆、これでしばらく飯を食っていけそうな雰囲気。
残念ながら経験者にしか話が通じないという。
by tomorou_takurou | 2010-07-25 09:07 | ランニング
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