富士登山競走
悲しみの山頂ゴール手前、数mで関門アウト...。
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ギャラリーがカウントするなか、...サン!ニー!イチ!ゼロ!アアー!、カワイソー!ガンバッタ!
ゴール手前で両手を着いてうなだれたまま、しばらく動けなかった。

3000m登ってきた上、ラストに無酸素階段ダッシュするとは思ってもみなかった。
記録は4:30:29。公式的にはただのDNF。
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<スタート前>
最後まで装備に迷いました。
山頂狙いなら軍手、スパッツ、CW-Xが要る。五合目狙いなら軽装で事足ります。
結局、五合目までいうことでペットボトル1本(ザバスウォーター)、ザバスPITIN2コ、お金のみ。
例のハイドレーション一式は恥ずかしいので家に置いてきました。
ウェアはランパン、ランシャツのみ。シューズは10年落ちのターサー。

<スタート-馬返し>
渋滞でスタートからライン通過まで45秒。走り始めたのは1分程度過ぎてから。
山道の始まる馬返しまでは次第に斜度が掛かっていく登りロード。
ペースが分からないため、ゼッケン1000番未満の”前回完走経験者”が周囲にいたので流れに付いていく。
6割くらいで抑えたが距離表示が無いので精神的に、ここが一番苦しかった。
馬返し通過は1:09:51。ギリギリ完走ペース。

<馬返しから五合目>
登山道に入ると渋滞のため、追い抜きはほぼ出来ない。
ペースは拍子抜けするくらいユッタリしていて、独りハイキングに毛が生えた程度。
山をやっている人なら結構ラクかもしれない。ここでも周囲に完走経験者がいたのでペースは気にしない。
階段が延々続いたのでナンバ歩行とヒザに手をのせて大腿筋の負荷を減らす山歩行を心掛ける。
関門通過は2:11:51。関門手前の渋滞で大幅ロス。馬返し通過の遅れがモロに影響した感じ。
完走ペースより3分遅れながら関門突破。せっかくなんで八合目までならと思って登り続ける。

<五合目から八合目>
やはりペースが分からないので完走経験者を見つけて付いていく。
火山灰に足が埋もれ、歩きづらい上、足にくる。
須走口と違って七合目から岩場が始まる。軍手が欲しかった。
最初の岩場で渋滞を嫌って一気に追い抜こうとしたらフクラハギがバチッと攣った。
塩を舐めザバスを飲んで復活。1分程ロス。
関門通過は3:56:30。4時間の関門突破。止めたい気持ちと、あと30分くらいならという気持ちが半々。

<八合目から山頂>
33分30秒で間に合うのか分からなかった。相変わらず周囲には完走経験者がいるので
流れにのって抜くでもなく抜かれるでもなく。登山のときと違って呼吸は苦しく感じない。
九合目からは岩場が続いたのでひたすら四つん這い状態。
ゴール手前、あと3分!とか絶対諦めるな!とかギャラリーから声援が飛ぶ。
前の遅いオヤジに「走れ!走れ!」と何度も叫ぶもののノーリアクション。余力が無かったのか。
痺れを切らして狭い山道で追い抜くもスパート開始が遅く、山頂の鳥居を通過してゴールのマットが見えたところでタイムアウト。

山頂はピーカンのポカポカ陽気(16度)で剣が峰は超ハイコントラストだった。
知らないお兄さんにデジカメで撮ってもらいメールで送ってくれと頼む。
着る物が無いのでさっさと下山。登り21kmの後の下り12kmといってもそんなに長く感じなかった。
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感想としては、五合目の関門突破狙いのハズがここまで来られて上出来と思う反面、最後がアレなんで少し悔まれました。
スタート前は、黒くて筋肉ポコポコなランナーばっかりで場違いな感じもしましたが
ペース配分が全く分からなかったので山頂手前以外は周囲の流れに従って抑えに抑え、
現地での試走も無し、ジョギングも殆ど無し、週末に数回山に登った程度でこの結果ということで、
私のような底辺のにわかランナーからみても、当初考えていたよりも敷居は高くないと感じました。
あと山頂での疲労感は噂どおり殆ど無りませんでした。4時間半でしたがハーフマラソン程度の疲労感でしょうか。

市役所までの送迎バスの中で、完走経験者の方と隣り合わせになったのでいろいろ話を伺いました。
・その方は去年完走したが今年は9分遅れのタイムアウトだった。
(山頂コースの男子完走率は44.1%と昨年より6%低かったので完走経験者に着いて行っても間に合う保証は無かったということ)
・完走ペースは五合目関門を1時間9分、八合目関門を3時間55分までに通過しないと厳しいとのこと。
・今年は気温が高くて完走経験者を含めロードでロスした人が多かったのではないか。
・更に梅雨明けが早く、雨も降らなかったので地面の締りが悪く、これが一番タイムに影響した。
・馬返しの到着が遅れると渋滞にハマるため、五合目以降のタイムが大幅に遅れる。
・しかし馬返し手前の急坂は歩いても変わらないので無理して走ると返って疲れてしまう。
・我々底辺のレベルになると天候などのコンディション次第でタイムアウトになったりするので
 関門が10分前後するだけで全然違う。そういう意味で4時間半の関門は絶妙。
・火山灰がズルズルした箇所ではなく硬く締まった箇所を選ぶと登りやすく疲労が少ない。
・履いている人が多かったゲルフジに関しては脚力のある人でないと重過ぎて前半のロードでバテる。普通のマラソンシューズで正解。
・ドリンクはロードで負担になるので持たないほうがよい。前半は給水所で済ませ七合目以降は山小屋で購入するのがオススメ。なのでウエストポーチで十分。ハイドレーションは荷物。
・現地での試走が絶対オススメ。シーズンになると大勢走っているそう。
いろいろコツがあるもんですね。
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1枚目:スタート地点からみた富士。高いというより遠い。
2枚目:山頂コース2名、五合目コース1名。結局全員完走ならず。
3枚目:完走賞はキーホルダー。悲しい自分は山小屋で自費購入。
4枚目:河口湖大橋から。
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#五合目コースで亡くなった方が出たそうです。合唱。
by tomorou_takurou | 2008-07-27 21:21 | | Trackback
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