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メモと復習を兼ねて2
ヤフオクでゲットした中古の引伸機(A450)を受け取りに都内に行ってきました。

相手は個人で大きなスタジオを所有しているプロの方でした。
印象的だったのがとても礼儀正しい方だったこと。
3,4人いたアシスタントの方もその辺が徹底されていて
梱包、搬送はもちろん接客態度や言葉遣いまで非常に丁寧でした。
シビアな世界にいる人達の精神世界を垣間見たような感じです。

荷物を積み込んだあとはお昼を食べに築地へ。
目的はAさんに教えていただいた海鮮丼屋さん。ところがスゴイ行列で断念。看板の写真を見て納得。
代りに空いていた鰻屋へ。その後、念願の柳刃包丁を買って帰りました。
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智郎の後ろにいる人達は目的だった仲屋の待ち行列。
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ところで今使っているFD690もプロの方から買いました。
こちらの方は少しくだけた感じの方で端数を切り上げたお返しが藤原紀香のプリントでした。
このFD690(写真右)を売却するつもりなのですが欲しい方いますでしょうか。→売れました
ネガキャリア(F35,F66(ヤスリ掛け有と無の2ケ)、F68、F69)、MGフィルター、取説付。
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ついでにまったく使わないEF70-200(IS無し)も売ろうと思います。
(三陸でウニとアワビを食べたい)
新品で買って以来フィルター常用のためレンズはピカピカです。
が、銅鏡はキズキズですのでだいぶ叩けると思います。
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調色(アルビューメン)のメモ +--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+

<金調色@ブルジョワ向け>
§レシピ
・塩化金(Gold chloride)
・ホウ砂(Borax)

§試薬の入手先等
・P.G.Iさん
塩化金溶液@劇物扱い
5%溶液25cc\9,450
#1%溶液25ccは在庫切れでアメリカから注文とのこと。
#プラチナ商売は需要がないのでP.G.Iさんは止めそうな雰囲気。

・関東化学(鈴木化学薬品)
テトラクロロ金(III)酸四水和物(別名:塩化金、塩化金酸、塩化金(III)酸四水和物)@劇物扱い
製品番号17044-60
規格 純度 包装 価格
特級 >99.0%(G) 1g \4,500+税
#塩化金を1g単位で買える。これを精製水で溶いて1%溶液にすればいいみたいです。
劇物なので免許と印鑑が必要。

・健栄製薬(普通の薬局)
ホウ砂(Borax)※目の洗浄に使うやつ
500g1000円
#ホウ砂は洗濯ノリと混ぜると手作りスライムになるそうで。


<ラピッドセレニウムトナー>
§レシピ(というか)
通常1:3~1:20希釈で使うがアルビューメンは1:250希釈でよいとのこと。
調色というより退色かもしれません。

§入手先等
銀一
1クォート。値段忘れました。3000円しないと思われ。劇物扱いのため印鑑と免許証が必要。
#量販店で買えないと称してヤフオクで30000円で売ってる方がいる...

<ブラウントナー>
B&Hで9.95$。
調色無しの状態で既にブラウン調なので意味無いかも。


<セピアトナー>
量販店。315円(値上げ前)。
上に同じ。
by tomorou_takurou | 2006-06-10 21:17 | 写真 | Trackback
メモと復習を兼ねて
§オルタナティブ・プロセスのこと
(1) オルタナティブフォト作品と処方が色々。
(2) ハリーズさん処方毎にリンクあり。
(3) マイクさんオルタナ写真家。
#ざっと見たところ安くて簡単そうなヴァンダイク、カリタイプ、サイアノタイプ、アルビューメンを
サラリーマン処方と呼ぶことにする。


§サラリーマン処方の現像用試薬。
1.ヴァンダイク
(1) クエン酸第二鉄アンモニウム(クエン酸アンモニウム鉄3)(ferric ammonium citrate)
(2) 酒石酸(Tartaric Acid)
(3) 硝酸銀(Silver Nitrate)

2.カリタイプ
(1) 硝酸銀(Silver Nitrate)
(2) シュウ酸第二鉄(ferric oxalate)

3.サイアノタイプ
(1) シュウ酸鉄アンモニウム(Ferric ammonium oxalate)
(2) フェリシアン化カリウム(赤血塩、ヘキサシアノ鉄3酸カリウム)(Potassium ferricyanide)
(3) 重クロム酸アンモニウム(Ammonium dichromate)
又は
(4) フェリシアン化カリウム(Potassium ferricyanide)
(5) クエン酸第二鉄アンモニウム(緑)(ferric ammonium citrate)

4.アルビューメン
(1) 卵白(albumen)
(2) 酢酸(acetic acid)
(3) 塩化ナトリウム(sodium chloride)
(4) 硝酸銀(Silver Nitrate)
#塩と卵...。


§処方別のレシピ。
1.ヴァンダイク
その1
その2
2.カリタイプ
その1
その2
その3
3.サイアノタイプ(青写真、日光写真)
その1
その2
その3ラボテイクの方。
その4
4.アルビューメン
その1
その2
その3
その4
あと「B&Wプリント処理の実際(玄光社)」という本。
ちなみにオルタナ処方を解説しているウィン・ホワイト氏は千葉在住とか。

§試薬の入手先
1.大人買い向け
(1) ThePrintsの通販ページキット販売。
(2) P.G.Iのプラ・パラ価格表ブルジョワ向け。

2.貧しい人向け
(1) 関東化学さんの試薬検索試薬の製造、販売元。
(2) 化学物質DB試薬の名称、別名で迷ったらこちら。

3.関東化学の試薬の販売店
(1) 東急ハンズ(都内各店舗)
※理化学担当者以外の店員さんには話が通じない印象。劇物(硝酸銀など)は扱っていない。
非劇物系のクエン酸第二鉄アンモニウム、フェリシアン化カリウム、酒石酸は電話後4日程で入荷連絡。

(2) 鈴木科学薬品(神田北乗物町)
※劇物系もOK。硝酸銀は電話注文後3日程で入荷連絡。なお劇物系は印鑑、免許証要持参。

(3) その他関東化学薬品の全国販売店らしい。連絡先アリ。

4.試薬別の購入先はこんな感じ。
(1) クエン酸第二鉄アンモニウム-->ハンズ or 鈴木科学(関東化学)
(2) 酒石酸-->ハンズ or 鈴木科学(関東化学)
(3) 硝酸銀-->鈴木科学(関東化学)
(4) シュウ酸第二鉄-->pgi
(5) シュウ酸鉄アンモニウム-->pgi
(6) フェリシアン化カリウム(赤血塩)-->yodobashi(森本化成) or ハンズ or 鈴木科学(関東化学)
(7) 重クロム酸アンモニウム(二クロム酸アンモニウム)-->pgi or 鈴木科学
(8) 酢酸-->yodobashi(フジ、森本化成etc)

5.関東化学さんで製造販売している試薬の製品番号をいちおう。
(1) ヘキサシアノ鉄(III)酸カリウム(別名フェリシアン化カリウム、赤血塩)
製品番号32337-20
規格 純度 包装 価格
特級 >99.0%(T) 100g \2,700+税
※ヨドバシの感材コーナーでも赤血塩という名称で50g1100円位で売ってる。

(2) クエン酸アンモニウム鉄(III)(褐色)
製品番号16012-22
規格 純度 包装 価格
16.0‐20.0%(as Fe)(T) 100g \2,000+税

(3) クエン酸アンモニウム鉄(III)(緑色)
製品番号16013-01
規格 純度 包装 価格
鹿1級 14.5‐16.0%(as Fe)(T) 500g \4,800+税
#海外の処方では緑色を指定してますが褐色でもOKだった。

(4) DL‐酒石酸
製品番号40505-30
規格 純度 包装 価格
鹿特級 >98.0%(T) 25g \1,800+税

(5) 硝酸銀@劇物扱い
製品番号37075-21
規格 純度 包装 価格
鹿1級 >99.7%(T) 100g \5,500+税

(6) しゅう酸鉄(III)アンモニウム三水和物(しゅう酸第二鉄アンモニウム)@劇物扱い
製品番号16015-01
規格 純度 包装 価格
鹿1級 92.0‐103.0%(T) 500g \3,000+税

(7) 二クロム酸アンモニウム(重クロム酸アンモニウム)@劇物扱い
製品番号01292-30
規格 純度 包装 価格
特級 >99.0%(T) 25g \1,200+税

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
硝酸銀、しゅう酸第二鉄アンモニウム、重クロム酸アンモニウムなどは劇物で
関東化学さんのMSMDを事前に読むなど慎重に扱う必要がある。
例えば硝酸銀は目に入ると失明の恐れ、経口摂取すると口、喉が腐食され、
金属紛と混ぜると衝撃、過熱により爆発することがあり...マスク、手袋は必須。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カリタイプのシュウ酸第二鉄はシュウ酸カリウム(1g)と硫酸鉄アンモニウム(0.02mg)を
自家調合で形成するそうで長期保存がきかないため国内試薬メーカーでは作っていない。
一応P.G.Iさんで売っているが高い。とうことでカリタイプはサラリーマン処方から外しましょ。


§光源
1.大人買い向け
(1) ThePrintsの通販ページ262,500円!
(2) P.G.Iのプラ・パラ価格表294,000円!!

2.貧しい人向け
(1) 太陽。
長雨が続きそうなのでケミカルランプと照明器具。
(2) ケミカルランプ(近紫外線の蛍光灯)。東芝、NEC、ナショナルのFL20SBL。1本600円位(アキハバラデパートのミツワデンキ)
(3) 照明器具(安定器と電源プラグ付き)。大光電気のDX-85439。20W直管用が1つ2000円位(地元のドイト)
#一応、2セット40W分を買って付属の木ネジで30*90のベニヤ板に張り付けた。
シアノタイプはランプと密着シートの間隔を10から30cm位にしたが光量としては20W1、2本で十分。
むしろフォトグラム系は影が命なので1本でないとNG。


§拡大ネガ
1.大人買い向け
(1) バイテンカメラでワンショット。
(2) オリジナルネガをインターポジにデュープして再度バイテン拡大ネガにデュープ。

2.貧しい人向け
インクジェット(うちはキヤノンiP2200。1万円弱)でOHP(エプソン物)に出力。
#ハイコントラストな画像をスキャン。コントラストを更に上げて階調の反転。水平の反転。
プリントの像は甘くなるので高めのコントラストと程ほどの解像度でプリント。
最新のエプソン機はOHPに対応していない。理由は不明。


§紙(勉強途上)
1.シアノタイプ
最終的な濃度は紙が感光液をどれだけ吸収するかで決まるようだ。
(1) 画用紙:感光液をまったく吸収しないため感光後の水洗いでほぼ全て退色。
(2) バライタ印画紙(MGW)の裏紙:吸収が弱く、重ね塗りしても藍色にならず水色になる。
(3) KMKケント紙#200:濃度は出る。但し水洗い後のテクスチャーに難あり。
#ケント紙であっても感光液を塗ってからすぐドライヤーで乾かすと感光成分が
紙に染み込む前に表面上で乾いてしまうので水洗いで流れて退色する。
感光液を塗ったら箱の中で自然乾燥させて染み込ませる時間をとったほうが
最終的に濃い目になる。
ちなみに紙スキ名人で作った再生紙は水洗いに弱いためNG。

2.アルビューメン
卵白の下地でコートするので単純な支持体としてのコシが必要。
あと合計1時間は水洗いするの薄いと破れます。
ケント紙#200より厚手のM画用紙でOKでした。

追記
硝酸銀はとても危険です。
直接触れた指先は茶色に腐食しました。
水洗い液に触れたカミさんと私の手に黒いツブツブの斑点が無数にできました。
しかも2,3日経ってから増える有り様。蛋白質に触れると黒化するんだそう。
カッターで削ると表皮の奥まで腐食してます。
1週間経って大体消えましたがまだ少し残ってます。
調色液、水洗液、定着液には絶対触れないようにする必要があります。
目に入ると失明の恐れとか。メガネをしていない人はゴーグルをしたほうがよいと思います。
鶏卵紙の作成工程まではともかく、硝酸銀を扱う工程は子供と一緒に出来るシロモノではありません。


<プリントはこちら>
サイアノ
アルビューメン
過程その1
過程その2
by tomorou_takurou | 2006-06-03 23:39 | 写真 | Trackback
セピアトナー
先週は帰宅が全て深夜過ぎだった。
金曜は翌3時まで仕事をしてホテルに泊まった。
GWは休日出勤で潰れる見込み(涙)

昨日は暗室作業をした。
バットに薬品を準備してからネガを選んでいたら
焼きたいネガが無く、選定に1時間ちかく掛かってしまった。

結局、3,4年前のネガをMGF5K(純黒調無光沢)に焼いた。
MGWが高いので若干安いMGFにしてみたわけ。
光を意識しないで撮ったネガのせいかストレートだと妙に地味になったので
濃い目に焼きこんでセピアトナーで調色してみた。

調色は濃い目の焼き加減と漂白加減で色調が変わるので
1コマ3,4枚は水洗い工程までもっていく。
安上がりを狙った純黒調印画紙だったが結局不経済になってしまった。
++-++-++-++-++-++-++-++-++-++
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上が重ね焼き&調色済み。下がストレートプリント。
焼き込んでみると智郎の持っている順番待ちカードが牢獄の囚人を想像させる。
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こちら持ち腐れのセピアトナー。
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by tomorou_takurou | 2006-04-23 11:02 | 写真 | Trackback
バライタ印画紙
休日出勤をしたのですが、夜は久々に焼きをやりました。
手間の掛かるバライタ紙オンリーで乾燥工程までいったのは6切が35枚。
試し焼きした分とネガにホコリが付いてボツになった分を含めると50枚弱消費しました。
バライタ紙はドライダウンといって紙が乾くと濃度が濃くなるので保証のため、
同じコマを違う濃度でバラして焼いてあります。
なのでこのあと、大半はボツになっちゃいます。

ジョセフ&ジョシュア君達のネガは事前にスキャナでパソコンに取り込んで確認していたのですが、
いざ印画紙に焼いてみると当然ながら、印画紙のほうが紙のテクスチャーに味わいがあってとてもキレイ。
おうちの人にプリントとネガを渡すときに公開してもいいか頼んでみます。
**********
バライタ印画紙は街の現像屋さんが焼いてくれるツルツルのRC印画紙とは違って
紙ベースで出来ていて質感がとても良いのですが、いくつか扱いにくい欠点があります。
・値段が高い。
・水切りが悪い(結果的に停止液、定着液が疲労しやすい)。
・水洗いが大変(水洗促進浴が必須。1時間流水で洗う)。
・乾くと濃度が上がるドライダウン(1晩置かないと濃度が分からない)。
・乾くとクルクル丸まるカーリングなどなど。

趣味でやっている人が一番苦労するのが最後のカール。
マウントプレス機は業務用で桁違いに高くて買えないので工夫が必要なわけです。

アップした写真は水洗いしたあと、一晩乾燥させた印画紙。
手前に写っている黒いコンタクトシートのほうはRC印画紙。
扱いやすくてカールすることなくまっ平らです。残念ながら安っぽい。
その向うのバライタ印画紙はみてのとおりクルクルリン。
イルフォードの場合、開封した段階で既に丸まっているから痛い。
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フラットニングするとこんな感じ。手前は、上の写真でカールしているやつ全てで6切で35枚あります。
奥はHPの「ビクター君の部屋」にある荒川の写真でこちらは4切サイズ。
自らあみだした必殺技でクルクルリンをまっ平らにしました。秘密奥義です。
お金は掛かっていません。
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日の丸写真が好き。
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by tomorou_takurou | 2004-11-28 02:56 | 写真 | Trackback
MGW
ここのところ忙しい。先週は2回会社に泊まった。昨日と今日も休日出勤。いまだ山頂見えず。
この間、遊びに来ていた拓郎のお友達のジョシュア君とジョセフ君達はいつ撮ったっけ?早く現像してプリントを渡さねば。

写真は経営がヤバいらしいイルフォードMGW。6切だけでストックを600枚弱集めた。
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by tomorou_takurou | 2004-11-21 22:33 | 写真 | Trackback
イルフォード
いつも使っている印画紙はイギリスのイルフォード社のMGWです。ベースが紙でできている温黒調の印画紙。読んで字のとおり温かみがある黒なのでポートレイトにも向いています。

このイルフォード社。経営が傾いていて今月まで引き取り先を探しているのだとか。慌てて昨日、今日と都内の量販店で常用の6切サイズを5万円分近く買い集めてきました。電車だったので職場に新宿ヨドと新宿ビックの手提げを置いてきて有楽町ビックと上野ヨドの手提げだけ持って帰りました。

1枚100円チョイするので試し焼きをするときは「意識して」考えない様にしているのですが、先日、洲崎の下のコを焼いたときは誤って明るい部屋でパッケージを開けてしまい20数枚が一瞬でパー。バライタ紙恐るべし。

来週は池袋のビックカメラを攻めてみようと思います。
by tomorou_takurou | 2004-11-14 21:44 | 写真 | Trackback